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ライフ #百貨店消滅タウン

「伊勢丹が逃げるように撤退」→「空き区画だらけのビルに」 百貨店が消えた「千葉のベッドタウン」で見た"驚きの光景"

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キテミテマツド
百貨店がなくなった松戸市はいま、どうなっているのか(写真:筆者撮影)
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取材日は最高気温30度を超えており、冷房の効いた館内はちょうどよい休憩場所としても機能しているようだった。ダイソーや無印良品も入り、日常の買い物に必要な店は一通りそろっている。

「ピアザ松戸」。元々は「ポンテ」という商業施設で、地下にスーパーもあったという(写真:筆者撮影)

同じ東口にある「ピアザ松戸」には、マクドナルド、ブックオフ、アニメイトなどが入る。日用品だけでなく、娯楽の機能も備えた商業施設だ。ブックオフにはカードゲームの対戦スペースがあり、学生の姿もあった。マクドナルドはほぼ満席だ。

ピアザは、駅からほとんど雨に濡れずに行き来できる位置にあるため、食事や買い物などの日常的な用事を済ませやすい動線になっている。

「アトレ松戸」。ファッション系の店舗はアトレ松戸に集中しているようだ(写真:筆者撮影)

駅直結の「アトレ松戸」は、駅前で最も人の流れが多かった。ユニクロや書店、市役所のサービスセンターなどが入り、通勤・通学の途中で必要な用事を済ませるには十分な品ぞろえだ。1階の食品フロアにはモロゾフや文明堂など、贈答品にも使える店が並ぶ。かつて百貨店が担っていた「少し特別な買い物」の機能も、一部はアトレへ移っているように見えた。

歩き始めて1時間半ほどで、駅前の主要な商業施設は一通り見終えてしまった。東口も西口も、生活に必要な店は駅前に集まり、日常生活のほとんどがこの範囲で完結する。

一方で、街の広がりは想像以上に小さい。松戸駅前は、コンパクトに日常が完結する場所だった。

②百貨店の跡地に、暮らしの機能が入っていた

伊勢丹跡地に誕生した商業施設「キテミテマツド」(写真:筆者撮影)

次に訪れたのが、駅西口から歩いて約3分の場所にある「キテミテマツド」だ。2019年4月に伊勢丹跡地で開業した商業施設である。

駅から続く「キテミテマツド通り」は人通りが絶えず多くの人でにぎわっている。予備校やチェーンカフェ、ドラッグストアが並び、駅前に次いで人の流れを感じる通りだった。

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