飯塚:IDWコミックスやNetflixアニメも展開しています。今はたくさんのタッチポイントがありますね。
内海:今や、ソニックファンはゲームから入った人だけではありません。ソニックへの入り口がいろいろあるんです。
本田:お二人ともありがとうございます。さて、2つ目の学びのポイントは「ファンとの関わり合いの機会を増やす」です。ブランドと関わる機会が増えれば、ファン層も広がり、多様化します。これは、トランスメディア戦略の中核をなすものと言えるでしょう。
さあ、次は「ファンダムからの推奨」についてお話しいただけますか?
内海:はい、この会場には広告やプロモーションの仕事に真剣に取り組んでいる人がたくさんいるので、オープンに話すのは少しためらいもあります。ここでは私は「アウェイ」なので、かなりブーイングを浴びてしまうかもしれませんね。
通常、広告は多くの人をターゲットにした美しいクリエイティブを作り、適切なメディアを選びます。しかし先ほども言ったように、特に若年層の場合、ビジネス的な意図を読み取って、「これは本当なのか?」と疑ってしまうのです。
彼らは、コミュニティや信頼できる人々などの意見に耳を傾ける傾向があります。これは本当に大きな変化になりつつあります。そこで、私たちが今取り組んでいるのは、クリエイターたちが創作活動を行えるような「素材」を準備することなんですね。
コンテンツそのものではなくクリエイターやインフルエンサーのために「素材」を提供することは、そのタイトルを宣伝する上で有効な手段になりつつあります。実際、SNSは関心を広げる上で重要なメディアになっています。
もちろん、セガ自体もユニークな存在で、人々にインスピレーションを与えるような取り組みを行いたいと思っています。同時に、ユーザーが何かを発見できる場も提供したいですね。世の中には膨大な情報があるからこそ、顧客やクリエイターが活用しやすい手法や仕組みを整えておくことが、ますます重要になってきています。
「ギーク」が「インフルエンサー」へ
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