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クマ出現率は高山より「低山」が圧倒的に高い!道迷い、滑落、落ち葉で転倒…低山登山にひそむ意外なリスクとは?

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ツキノワグマ
クマ出現率は高山より低山が圧倒的に高いのです(写真:イメージマート)
  • 羽根田 治 フリーライター/長野県山岳遭難防止アドバイザー
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落ち葉が原因で亡くなってしまうというのは、なんともやりきれないが、単に滑りやすいばかりではなく、落ち葉が敷き詰められていると、石や岩、木の根、地面の凹凸が隠されて判別しにくくなり、転倒の原因にもなりうる。

さらに登山道が落ち葉で隠されることにより、正しいコースを外れて道に迷ってしまったという事故も起きている。

秋から冬にかけての低山では、落ち葉にも要注意と心得たい。

「簡単な装備で足りるだろう」が危ない

秋から冬にかけての時期は、日の出は遅く日没は早い。要するに日が短くなるわけで、低山の山間部や樹林帯のなかなどでは、午後3時を過ぎると薄暗くなってくる。

この時期の登山は、日の出が遅いことと寒さもあって、夏に比べると行動開始時刻がどうしても遅くなりがちである。

さらに日没が早いため、行動中に時間的なロスがあると、あっという間に日が暮れてしまう。

そのときに「早く下りなければ」と焦りが生じることで、道迷いや転滑落などのリスクも高まることになる。

ヘッドランプを持たずに山に登り、日没までに下山できず真っ暗闇のなかで行動不能となり、救助を要請するというケースは枚挙にいとまがない。

ある救助隊員は、「ヘッドランプさえ持っていれば、遭難事故にならずに、自力で下山できるのに」と言っていたが、まさにそのとおり。

「たとえ日帰りの低山ハイキングであっても、ヘッドランプは必ず持とう」と広く言われているのに、なぜ実践されないのか、それが不思議でならない。

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