――6月の米国臨床腫瘍学会(ASCO)では、胃がん治療薬「ONO―4578」の第2相治験の良好な結果が発表されました。本剤はオプジーボとの併用を想定しています。
オプジーボの問題は、投与した患者さん全員に効くわけではないということ。平均すると30%ほどといわれている。発売当初から併用することで飛躍的に治療効果を上げられるような薬を探してきた。
だが、なかなか良いものが見つからなかった。今は(オプジーボの海外販売で提携する)米BMSの「ヤーボイ」という併用薬があるが、さらに良いものがないかと探していた中で、自社から生まれたのが「ONO―4578」だ。これから第3相治験に入る予定で、オプジーボとの併用療法としてグローバルで承認を取っていきたい。
――24年に買収した米デサイフェラ社の消化管間質腫瘍薬「キンロック」、腱滑膜巨細胞腫薬「ロンビムザ」が、順調に売り上げを伸ばしています。社長在任時に同社の買収を決定されましたが、何が決め手となったのでしょうか。
調印したのは24年6月だが、その5年ほど前からずっと同社をウォッチしてきた。
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