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「もうやめた(笑)」山本太郎《引退会見での笑顔》が猛烈な嫌悪感を生んだワケ…無意識に踏み抜く「表示規則という地雷」

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れいわ 山本太郎
「笑顔」だけでなく、質問に対して大げさなくらい怪訝な顔をする場面も度々見られた(画像:YouTube「れいわ新選組 公式チャンネル」より)
  • 宮本 文幸 「見た目」戦略研究家/桜美林大学ビジネスマネジメント学群教授
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この微笑みが向けられているのは、追及してくる相手ではなく、状況そのもの、あるいは自分自身の今後の姿勢に対してだからだ。同じ「笑い」であっても、対抗的な機能として読み取られるか、状況を受け止め前を向く姿勢の表れとして読み取られるかは、向けられる対象とタイミングによって大きく変わる。

今回のケースが強い反発を招いたのは、笑いを向けたタイミングがまさに追及されているときであり、その対象も自分に向けたものではなく、追及する相手(を通した世間)であることが、「開き直り」や「相手を小馬鹿にしている」ように見えたためだと考えられる。

表情の意味は、受け手が置かれた文脈で決まってしまうことが多い

この構造は、記者会見という特殊な場だけのものではない。職場でミスを指摘されたとき、気まずさを笑ってごまかそうとした経験のある人もいるはずだ。その笑いが「素直さ」として好意的に受け止められることもあれば、「開き直り」「反省していない」と受け取られ、かえって印象を悪くすることもある。

違いを分けているのは、多くの場合、その笑いが指摘してきた相手に向けられたものと映るか、気まずさを和らげようとする自分自身への笑いと映るか、という受け手側の解釈である。

家庭内でも同様の場面はある。子どもが叱られている最中に笑ってしまい、余計に叱られた経験がある人もいるだろう。あの笑いも、多くの場合は反抗ではなく、緊張のはけ口として漏れ出たものだ。

しかし、それを見る側は「反省していない証拠」として読み取ってしまう。表情の意味は、表出した本人の意図よりも、受け手が置かれた文脈で決まってしまうことが多いのである。だからこそ、そのタイミングは非常に大事なのだ。

「やめましょう、地縛霊でいるのは。一緒に辞めましょう!」という“珍フレーズ”も飛び出した。それを遮るように司会者が次の質問へと移ったのが印象的だった(画像:YouTube「れいわ新選組 公式チャンネル」より)
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