駅の南口とショッピングセンター「船橋フェイス」は、歩行者デッキで結ばれている。千葉県を拠点とするラグビーチーム「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」のラッピング広告で覆われた階段を登って西側に目をやると、そこに建設中の「プレミストタワー船橋(船橋市本町1-115-6)」がある。
「この物件の勝算は高い」
千葉県内最高層のタワーマンションが船橋駅前に誕生するという事実は、この街の風景を一変させる象徴的な出来事だ。不動産・住宅のエキスパート集団 「さくら事務所」の代表取締役社長・山本直彌氏は、今回誕生するこのタワマンを「船橋駅前の再開発において、この物件の勝算は高い」と語る。
「駅から徒歩圏内にある既存の商業施設やターミナルである船橋駅と接続されるタワーマンションは、その街の絶対的なランドマークになるポテンシャルを秘めています。特に地上51階、千葉県内最高層という圧倒的な希少性は、購入検討者の心理に強く働きかけます」(山本氏)
山本氏が語るように、県内最高層という高さはかなりのインパクトだ。販売側はこれを大きな売りにしている。ホームに面した壁には「千葉県最高層51階建タワー プレミストタワー船橋」と大きく書かれた横断幕が貼られていた。
「同タワーは大和ハウス工業と東京建物、京成電鉄の3社による共同開発です。高さは192m。総戸数は677戸です。都心のタワーマンションの坪単価が軒並み1000万円を超える水準まで高騰するなか、このマンションの坪単価は600万円前後で販売されています。この価格設定は、住むための需要層のみならず、資産形成を意識する層にとっても非常に魅力的な選択肢に映るでしょう」(山本氏)

