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実は腎臓や肝臓も弱らせる…熱中症で怖いのは脳ダメージだけじゃなかった 「回復後2~3日」は注意が必要なワケ

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外回りの会社員
今年も猛暑予報の日本。熱中症は脳だけでなく、肝臓や腎臓にもダメージを与えます(写真:Luce/PIXTA)
  • 久住 英二 立川パークスクリニック院長
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そして3つめは、大気汚染です。

PM2.5などの大気汚染物質は肺から血管に入り込み、最終的に腎臓で激しい炎症を引き起こします。猛暑と大気汚染が重なる日の腎臓ダメージのリスクは足し算ではなく、掛け算で膨れ上がります。空気が淀んで極端に暑い日は、外出を控えたほうがいいでしょう。

大切な臓器を守るために

熱中症は、単なる暑さによる体調不良ではありません。肝臓や腎臓にも大きな負担がかかるとても怖い病気なのです。しかし同時に、正しい知識を持っていれば「予防できる病気」でもあります。この夏を健康的に過ごすためのポイントを、以下にお示しします。

・喉が渇く前の水分ミネラル補給

喉の渇きを感じたときはすでに遅いです。果糖の少ない飲料で、こまめに水分と電解質(塩分など)を補給しましょう。

・意識的に日陰や冷房のある場所で小休止

汗をかくような場所にいるときは、意図的に1時間に1回、汗が引くまで涼しい環境に身を置くこと。皮膚に集まっていた血液を内臓に戻してあげましょう。

・本格的な夏に入る前の暑熱順化

急な猛暑に体は対応できません。今からでも遅くありません。軽い運動や入浴で「上手に汗をかける体」を作っておくことが最強の防御になります。

気候変動による異常気象は遠い国の出来事ではなく、あなたの体でも起こる可能性がある問題です。10年後、20年後の健康を守り、人工透析や肝障害のダメージを防ぐためにも、“たかが熱中症”とあなどらず、適切な対応をしてください。

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