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「同居家族がいるのに…」外からは見えにくい"家庭内孤立"という盲点《ひとり暮らしより孤独感が強いのはなぜ?》

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同居家族がいても家庭の中で孤立しているケースは注意が必要です(写真:Fast&Slow / PIXTA)
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日本人は家族に対しても気を遣い、「干渉すると悪いのでは」と一歩引いてしまう傾向がある。しかし研究チームは、むしろ小さな交流こそが精神的健康を守るカギになると指摘する。

交流といっても、特別な外出や行事を設ける必要はない。「今日こんなことがあった」「少し疲れたね」といった短い会話でも十分だという。お茶を飲む、テレビを一緒に見るなど、同じ空間で過ごすだけでも安心が生まれ、孤立感を和らげる一歩につながる。

(画像:東京都健康長寿医療センターの資料より *一部を編集しています)
(画像:東京都健康長寿医療センターの資料より)

孤立しやすい男性たち

家庭内孤立には男女差があることも分かった。同居者がいるのに家庭内孤立をしている人の割合は、65歳以上の高齢世代では男性が7.4%、女性は6.0%。中年期の40〜64歳でも同様で、男性5.8%に対し女性は2.2%でいずれも男性の方が高く、男性の方が家庭内で孤立しやすい構造が明確になった。

現在の高齢者世帯では専業主婦家庭が多かった。地域活動や近隣とのつながりを保ちながら暮らしてきた女性は、家庭外の交流を維持しやすい。一方、男性は仕事中心の生活を送ってきた人が多く、地域との接点が乏しいまま退職を迎えるケースが少なくない。外とのつながりが急に途切れ、家庭内でも会話が減れば、孤立感は強まりやすい。

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