最近も、「夏の旅行、どこに行きたい?」と子どもに尋ねてみたら、フランスに行きたいと言っていて。理由を聞いたら、『世界ミラクル探検隊』1巻に登場する「エッフェル塔に行きたい」「美術館があるよ」などと言っていました。
絶対読みたくなるのは、親が読んでいるもの
親が「これを読みなさい」だとか、「これを読んでからじゃないと(旅行に)行かないよ」と命令すると、子どもたちは絶対にその本を読みません。
「勉強させてやろう」と親が思えば思うほどうまくいかないので、お母さんもお父さんも一緒に読む、という状況がベストですね。
我が家の夫は、よく世界史や日本史の学習漫画を食卓で読んでいます。大げさなことではなく、例えば、「大河ドラマに長宗我部氏が出てきたから、復習しようかな」といった些細なきっかけ程度です。それでも、子どもは親が興味を持っているものは知りたくなるようで、「何読んでるの?」と会話のきっかけになりますね。
親から「読みなさい」と言われるよりも、「リビングで親が読んでいる姿を見る」ほうが、子どもは真似したくなるようです。
我が家では、普通の漫画は全部2階の本棚に収納していて、リビングには家族共用で読む学習漫画をもっぱら置いています。
次男は、我が家へ遊びに来た友だちに「お前の家の本棚、学習漫画ばっかりじゃん!」と言われるまで、この事実に気づいていなかったんですよ。「言われてみれば!」という反応でしたから。
子どもって、「読みなさい」と言うと読まないけれど、日常的にリビングに転がっている本は積極的に読むんですよね。そうして読んだものが、結局は知識として長続きするのだと思います。
(編集協力 屋代菜海)

