例えば、歴史上、そのお話に出てくる人物や出来事がどういう位置づけにあるかなどがわかります。
『世界ミラクル探検隊』には「ヨルダンの赤い砂漠」の話がありましたが、これは実は砂の中の金属が酸化しているからなんですよね。
そういう科学的なことも、力や電気、天体などに関する学習漫画がたくさんあるので、いくらでも知識を得られます。
我が家の子どもたちは、動植物のしくみの学習漫画を読んでいるから、植物園に行ったり農園に行ったりしたときに「これは漫画で読んだあれのことかな?」というような連想が自然と出てきます。
やっぱりエンタメ漫画だと、科学的根拠や歴史的背景、文化的背景はこぼれ落ちるというか。当たり前ですけれど、物語をつくらなくてはならないので省略される部分が多々ありますし、作者によってちょっと解釈が違ったりもします。
実際の事物を、その背景を含め全体として理解するには、やはり学習漫画が適していると思います。
リビングには学習漫画がずらり
我が家は、学習漫画が好きな家庭だと思っています。リビングにたくさん揃えてあるんですよ。
現在中学2年生と小学4年生の息子たちが欲しいと言った本は、ほぼ購入して置いてあります。
たとえば日本史や世界史の学習漫画、『ドラえもんの学習』シリーズ、『歴史漫画タイムワープ』シリーズ。あとは偉人伝ですね。源義経や源頼朝、モーツァルトなど、30冊くらいありますし、『科学漫画サバイバル』シリーズも『めざせ!あしたの算数王』シリーズもそろっています。
こういった歴史学習漫画を読むことも、もちろんエンタメ漫画の理解に役立つんですよね。
『週刊少年ジャンプ』で連載されていた漫画のひとつに、『逃げ上手の若君』という漫画があります。
鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて活躍した武将・北条時行を主人公にした漫画で、私の子どもたちも大好きな漫画です。作中では源頼朝や義経といった鎌倉時代初期の武将はもちろん、平清盛といった平家の武将も紹介されています。
この平清盛が建てたのが、広島にある有名な厳島神社です。以前、子どもたちと一緒に旅行で訪れたんですが、子どもたちはちゃんとそのことを覚えていたんですよ。
エンタメ漫画と偉人伝をどちらも読んでいたからこそ、覚えてくれていたんだろうなと思います。

