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ライフ #自衛隊員も学ぶ!メンタルチューニング

上司と話すだけで動悸が…若手・中堅社員を追い詰めた「論理的な上司」の"残酷な正論" 2事例から「正しい指導」を学ぼう

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上司と部下のイメージ
「正論」だけでは人は動きません。ロジハラを防ぐために必要なこととは?(写真:kouta / PIXTA)
  • 大野 萌子 日本メンタルアップ支援機構 代表理事

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入社5年目のAさんは、打ち合わせのたびに胸がざわつくようになっていた。上司から怒鳴られたことは一度もない。むしろ、淡々と冷静に「正しいこと」を指摘されるだけ。

「この判断の根拠は?」「論理的に考えれば、こうなるよね」

言葉は正論で、表情も穏やか。しかし、Aさんの事情や迷いが語られる余地はなく、いつも「詰められている感覚」だけが残る。反論すれば、感情論と切り捨てられる。黙れば理解不足とみなされる。どちらに転んでも責められるような閉塞感の中で、Aさんは次第に打ち合わせそのものが怖くなっていく。

次第に上司と会話するだけで、冷や汗が出るようになり、このままでは仕事を続けられないと思うようになった――。

正論が人を追い詰める…「ロジハラ」とは?

職場でのコミュニケーション不全の背景には、感情的な叱責や威圧だけでなく、「正論」が人を追い詰めてしまうケースが増えています。

それが ロジックハラスメント(ロジハラ) です。

ロジハラとは、論理や正しさそのものを武器にして相手を黙らせ、心理的に追い詰めるコミュニケーションのことを指します。論理的であること自体は決して悪ではありません。しかし、正論を「相手を屈服させるため」に使った瞬間、それはハラスメントへと変質します。

ロジハラは、怒鳴るわけでも、人格否定をするわけでもありません。むしろ、言っている内容は正しいことが多い。だからこそ、部下は反論できず、静かに追い詰められていきます。

ロジハラ上司には、次のような傾向が見られます。

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