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ライフ #自衛隊員も学ぶ!メンタルチューニング

上司と話すだけで動悸が…若手・中堅社員を追い詰めた「論理的な上司」の"残酷な正論" 2事例から「正しい指導」を学ぼう

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上司と部下のイメージ
「正論」だけでは人は動きません。ロジハラを防ぐために必要なこととは?(写真:kouta / PIXTA)
  • 大野 萌子 日本メンタルアップ支援機構 代表理事
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・0か100で考える傾向がある
・相手の背景を見ない
・感情を切り捨てる
・「正論=正義」と思い込む

これらが重なると、部下は「反論できない」「言い返せない」状況に追い込まれ、意見を言えなくなり、萎縮し、最終的には心が折れてしまうこともあります。

上司に詰められ続けた2人の事例

事例①:正論で詰められ続けた若手社員

入社3年目のBさんは、資料作成のスピードが遅いことを上司から指摘されていました。

上司は毎回こう言います。

「この作業は普通30分で終わるよね。なぜ1時間以上かかるの?」「冷静に考えれば、優先順位はこうなるはずだよね?」

言っていることは正しいように聞こえます。

しかし、Bさんは複数案件を同時に抱えており、他部署からの急ぎの依頼も多い状況でした。背景を聞かず、プロセスを評価せず、結果だけを正論で突きつけられる日々。

Bさんは次第に「自分は仕事が遅いダメな人間なのかもしれない」と思い込み、意見を言うことすら怖くなっていきました。

最終的にBさんは体調を崩し、休職。上司は「ただ事実を言っただけなのに」と戸惑いましたが、Bさんにとっては逃げ場のない正論が積み重なっていたのです。

事例②:感情を切り捨てられた中堅社員

中堅のCさんは、家庭の事情で一時的に勤務時間を調整していました。

ある日、急なトラブル対応が発生し、上司から残業を求められました。

Cさんが事情を説明すると、上司はこう返しました。

「あなたの担当の緊急案件が発生しているので、対応するのが最適解だよね?」

たしかに、業務の優先順位としては正しい判断かもしれません。しかし、Cさんの事情や気持ちは一切考慮されていませんでした。その後、Cさんは「自分は職場で存在価値がないのか」と感じ、徐々にモチベーションを失っていきました。

正論は正しい。しかし、正しさだけでは人は動かないのです。

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