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キャリア・教育

「2学期の学級崩壊」予兆は今もう表れている…困難な学級を立て直した教師の超具体策「トラブルは仕組みで防ぐ」劇的効果

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小学校イメージ
2学期に学級崩壊する教室はすでに予兆が表れている(写真:つむぎ/PIXTA)
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それは、教師が「お話をします」と声をかけても、ほとんどの子どもがこちらを見ていないという状況です。おしゃべりに夢中な子、隣の子にちょっかいを出し続ける子、天井をぼんやり見つめる子で溢れ、教師の存在が教室に届いていない感覚です。

また、授業中と休み時間の区別がつかなくなっている、指示を出しても無視される、あるいは沈黙がまったく起こらないといった状態は、明らかに崩壊へのカウントダウンが始まっているサインです。特定の数人の対応に追われ、ほかの子どもたちが「放置されている」と感じてしまう「空白の時間」が頻発しているならば、それは非常に危険な状態だと言わざるをえません。

こうしたアラートを受け止め、2学期の崩壊を防ぐために真っ先に振り返るべきは、クラスの「システム」です。私は「感情ではなく構造で動かす」という視点を大切にしています。学級で起こるトラブルの多くは、実はシステムを綿密に整えるだけで未然に防ぐことができます。

例えば、給食準備中に子どもが落ち着かなくなるのは、当番以外の子が何をするべきか決まっていないからです。私は「4時間目終了後、そのまま読書をする」「呼ばれた班から手を洗いに行く」という2つのルールを導入するだけで、教室が見違えるほど落ち着く経験をしました。

混乱は「動線」の工夫で劇的に減る

また、ノート提出の際に長蛇の列ができ、そこで「横入りした」といったトラブルが起きるなら、それは教師の立ち位置や動線の設計が甘いことに原因があります。私は廊下側の扉付近で待ち、教室全体を斜めに一望できる場所を定位置にします。

さらに「一方通行のルート」を徹底させます。全員が一度後方まで下がってから廊下側の通路を通って教師の元へ来させ、確認後は黒板の前を通って席に戻るように指導するのです。こうした動線の工夫により、授業中の雑音や混乱は劇的に減ります。

夏休みの間に、1学期の課題を徹底的に書き出してみてください。「掃除で遊び出す子がいた」「給食準備に時間がかかった」といった痛みのある振り返りをすべて可視化するのです。そのうえで、それらを「教師の言葉」で解決しようとするのではなく、「仕組み(システム)」でカバーできないかを検討してください。

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