ヤマロク醤油の方に「港から歩いてきました」と伝えたところ、「この島は車社会」「私は一度も港からここまで歩いたことはない」と驚かれた。予約不要の見学ツアーでは、150年以上も使い続けている樽を見せてもらった。日本の醤油の99%は工場で生産されており、木樽と工場タンクでは味や香りに違いが出る⋯⋯知ってるようで知らない醤油の知識を深めることができた。
レンタル自転車で“トンボ”になる
ヤマロク醤油を出たのが14時ちょうど。タイムイズマネー。私は徒歩での移動を諦めて、小豆島全土に設置されているレンタルサイクル『ハローサイクリング』のアプリに登録。魔女宅の“トンボ”になった気持ちで電動自転車に乗り、次の目的地『オリーブ公園』を目指した。
小豆島では島のあちこちでオリーブの木が生えており、別名「オリーブの島」とも呼ばれている。オリーブ公園ではフェリーで見かけた人を含め、そこそこ観光客がいた。しかし敷地が広大なため、混雑感はゼロ。風車の前には箒を持った“キキ”を30名ほど目撃。みんな箒をまたいだ状態でジャンプ、スマホカメラで撮影を頑張っている。自分もやりたくてウズウズしたが、そこは男1人旅。トンボは自粛の道を選択した。

