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ライフ #くらたまの「人生後半、独り旅」

"不気味なもの"や"奇妙なもの"が好きだった…50代おひとりさま漫画家が伊豆「怪しい少年少女博物館」で覚えた感慨

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怪しい少年少女博物館
怪しい博物館でよみがえった記憶とは…(写真:筆者撮影)
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「何の鳴き声だろうね」

山の中なので、露天風呂の真横には木々が黒々と生い茂っていて、声はその奥から聞こえます。

「鳥じゃないですか」

Yちゃんは言いましたが、私には鳥ではなく哺乳類のように思えたので、「タヌキとか、シカとか、アナグマってことはないかな」と答えました。するとYちゃんがふと真顔になり、「まさか、熊じゃないですよね……」と言ったので、私は「まさか」と笑いました。が、次の瞬間、苛烈な熊報道の影響を受けているためか、少し怖くなってきました。

「……あがろうか」

「……ですね」

私とYちゃんはそろそろと風呂を上がり、自室に戻って休みました。

「怪しい少年少女博物館」へ

翌朝も、YちゃんとHちゃんのカラオケの声で起こされました。本当に歌うのが好きなんだな、と感心すら覚えました。私はさっとひと風呂浴びて、荷物をまとめました。チェックアウトの11時前に来たオーナーとあいさつをしてから、鍵を返し、宿を出ました。貸し切りで他の客がいない気楽さを、充分堪能できたと思います。

「怪しい少年少女博物館」は開館しているか心配でしたが、行ってみたら開いていました。事前に割引券となる画面を見せて100円引きの1000円で入館し、記憶を探りました。

怪しい少年少女博物館(写真:筆者撮影)
マネキンの男とツーショット(写真:筆者撮影)
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