東洋経済オンラインとは
ライフ

「いびき」「深酒」「無理なマラソン」……40代から心臓を弱らせるNG習慣と"不整脈を根本治療する"最新手術の実態

10分で読める
いびきをかく人
いびきは放置しておくと心臓に負担をかけているかもしれません(写真:C-geo / PIXTA)

INDEX

夜明け前、胸を襲う異常な感覚。「もしかして心臓病?」——家族の病歴や頻発する不整脈に不安が増す52歳の筆者が専門クリニックで診断を受けました。検査の様子から診断結果、そして院長への取材で見えてきたこととは?
「もしや心臓病?」突然"胸のバクバク"に襲われた52歳が「不整脈専門クリニック」のスピード診断で救われたリアル
「強い胸痛」や「左肩が痛い」は本当に心臓からのSOS?専門医に聞いてわかった"本当に危ない症状"の見分け方

超高齢化日本を襲う「心不全パンデミック」

「狭心症でも不整脈でも、弁膜症でも、心臓の病気を放置すれば最終的に行き着く先は『心不全』です」

不整脈専門クリニックとして定評のある、「東京ハートリズムクリニック新宿」井上健司院長は、そう切り出した。

心不全とは、心臓のポンプ機能が低下し、全身に十分な血液を送り出せなくなった状態のこと。たとえば、少し歩いただけで息切れする。足が膨張するようにむくむ。横になると息苦しさで眠ることもできず、入退院を繰り返して生活の質(QOL)を落としてしまう。

「昔は、心筋梗塞などを発症してそのまま亡くなる方が多かったんです。でも今は医療が発達して、一命を取り留めるようになった。その結果として、弱ってしまった心臓(心不全)と長く付き合っていかなければならない患者さんが増加しているのです」

超高齢化が進む日本では、今後さらに心不全患者が増加すると予測されている。一度悪化すると完全に元の健康な状態に戻すことは難しく、莫大な医療費が日本の経済を圧迫する。専門家の間では「心不全パンデミック」と呼ばれるほど社会問題になりつつあるのだ。

2/7 PAGES
3/7 PAGES
4/7 PAGES
5/7 PAGES
6/7 PAGES
7/7 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数