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「いびき」「深酒」「無理なマラソン」……40代から心臓を弱らせるNG習慣と"不整脈を根本治療する"最新手術の実態

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いびきをかく人
いびきは放置しておくと心臓に負担をかけているかもしれません(写真:C-geo / PIXTA)
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毎晩の晩酌、付き合いの飲み会、ストレス発散の深酒。その積み重ねが、静かに、しかし確実に心臓を蝕んでいる可能性もあるのだ。

患者の何気ない生活習慣の中に、不整脈の根本原因を探る井上院長(写真:筆者撮影)

心臓を守り日常を快適に"走る"ための黄金法則とは

井上院長は、患者に説明する際、人間の体をよく「車」にたとえるという。

「たとえば、車のエンジンが心臓、車体の重さが体重、タイヤが足腰の筋肉だと考えてみると、おのずと生活習慣のヒントが見えてきます」

いくらエンジン(心臓)の状態が良くても、車体が重すぎたり(体重増加)、タイヤの空気圧が弱ったりすると(足腰の筋肉低下)、エンジンに多大な負荷がかかり、いずれエンスト(心臓病)を起こしてしまう。

「逆に言えば、多少エンジン(心臓)に経年劣化があっても、それに見合った軽い車体(適正体重)と丈夫なタイヤ(足腰の筋肉)があれば、日常という一般道を走るには十分快適なんです」

では、具体的に「軽い車体」と「丈夫なタイヤ」を手に入れるにはどうすればいいのか? 井上院長から飛び出したのは、ユニークな持論だった。

まず車体を軽くするためには、当然ながら食事のコントロールが必要だ。しかし、情報にあふれた今、現代人は何をどう食べればいいのか迷子になりがちである。

「純粋なエネルギー補給として考えるなら、人間の食事は『朝と昼』だけで十分なんですよ」

「えっ、じゃあ夕食は食べなくていいんですか?」と驚く私に、井上院長はうなずいた。

「心臓への負担を考えれば、夜は食べなくてもいい、あるいは少量で構わないと思っています。そもそも人類が夕食をとるようになったのは、産業の発展によって『夜の灯り』が普及し、遅くまで活動できるようになったからではないか、と考えているんです」

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