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「会津線」SL現役時代と国鉄気動車、半世紀の記憶 昔は行き止まりの「秘境路線」ダムに消えた絶景も

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会津線桑原駅 C11 給水塔
今はダム湖に沈んだ会津線桑原駅の給水塔とC11形蒸気機関車(撮影:南正時)
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筆者は1971年の冬に蒸気機関車を撮るべく、初めて会津地方を訪れた。当時は上野駅から夜行急行「ばんだい」で会津若松まで行くのが時間的に効率がよかった。

会津若松に到着すると只見線、会津線、そして喜多方からの日中線(廃止)と、さて今日はどの線のC11形を撮ろうか……と迷った。それほどにこの3つのローカル線はそれぞれ魅力がある線で、天気次第で行先は変わった。

満開の桜を横目に田部原(現・田島高校前)付近を走るC11形牽引の列車=1974年(撮影:南正時)

会津線の四季とSLの情景

この3路線の中でもとくに風景が気に入り、よく訪れたのが会津線だった。沿線に芦ノ牧温泉、湯野上温泉などの温泉があり、特に湯野上温泉は駅前の湯治温泉の雰囲気を残していた。

現在の湯野上温泉駅は、当時は「湯野上」という駅名だった。筆者は湯野上をベースに、撮影地への移動は気動車で向かった。

湯野上付近を走るC11形牽引の貨物列車(撮影:南正時)
会津田島駅にたたずむC11形=1974年(撮影:南正時)
【写真を見る】雪深い冬の会津線、湯野上駅(現・湯野上温泉駅)のC11形と乗客たち
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