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「素早いリアクション」「状況に応じたトークの組み立て」…スネ夫の手口から学ぶ《その場の空気を支配する》極意

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いつの間にか会話の主導権を握る「スネ夫流」の会話術とは(写真:jessie/PIXTA)
  • 横山 泰行 富山大学名誉教授/ドラえもんアナリスト

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出演者たちの会話の流れを上手にさばき、番組全体を巧みに回していく。そんな司会者がMCを務めているテレビ番組は見ていて飽きないものですが、富山大学名誉教授でドラえもんアナリストの横山泰行氏によれば、実はそうした優れたMC力を秘めたキャラクターがスネ夫なのだそうです。
本稿では、横山氏の著書『ポケット版「スネ夫」という生きかた』から一部を抜粋・編集する形で、作中でのセリフを手がかりにしながら、スネ夫が絶妙なタイミングのリアクションと高いトーク力で場をコントロールしていく手管を紹介します。

重要なのは最初に「リアクション」すること

テレビのトーク番組は、お笑い芸人さんが出ていることが多いですね。彼らがいると、間違いなく番組が盛り上がります。そして番組全体をうまく「転がして」います。

なぜ、口だけでそんな芸当ができるのか? そう思いながらテレビを見るうちに、あることがわかりました。それは、多くの場合、芸人さん本人が「なにもないゼロの状態から、突然面白い発言をする」というパターンは少ないということです。

誰かの言動や、何かに対して面白くうまく「リアクション」しているから、「あの芸人は面白い」と視聴者の目に映るのです。そして、芸人さんのいいリアクションがあるからこそ、他の出演者の発言が促されたり、番組がスムーズに進行していくというわけです。

つまり、トークの真髄はリアクションにあると言えます。そう聞くと、なんだかカンタンそうに思えませんか。あなただって芸人になって、吉本に入れるかもしれませんよ!?

もちろん、われらがスネ夫はリアクションの天才です。うまいリアクションの条件として、まず、誰よりも早く発言することが挙げられます。

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