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電動アシスト自転車のように足が前へ出る、14万円のAI外骨格を高尾山で試してわかった実力と課題

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公式代理店が主催する体験会の様子
Hypershellを装着し、高尾山1号路の石段を上る(写真:筆者撮影)
  • 石井 徹 モバイル・ITライター

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電動アシスト自転車に初めて乗った時の感覚を覚えているだろうか。ペダルを踏み込んだ瞬間、自分の力では説明のつかない推進力が加わる。その感覚が、今度は「歩く」に来た。

Hypershell X(ハイパーシェル エックス)は、腰と膝上にフレームとモーターを装着し、歩く力を機械で補うパワードスーツだ。外骨格(エクソスケルトン)と呼ばれるジャンルの製品で、もともとは工場や介護の現場向けに開発されてきた技術だが、これを一般消費者向けに小型・軽量化した。腰の背面にバッテリーを内蔵したユニットがあり、そこから左右の脚に沿ってアームが伸びる。17個のセンサーとAIが歩行動作を検知し、足の持ち上げをモーターが補助する。

Hypershell X Proの本体。重さは約2kgだ(写真:筆者撮影)

日本では2025年7月に販売が始まった。価格は13万9800円から。高価格帯の電動アシスト自転車と同じ水準で、足が軽くなる体験が手に入る。日本公式代理店のFastlane Japanが主催した体験会で、Hypershell X Pro(17万9800円)を着けて高尾山に登った。

階段で効果を実感した

本体の重さは約2kg。腰のベルトと膝上のバンドを締めるだけで装着できる。1分もかからない。電源を入れてエコモードの20%に設定し、歩き出した。

最初の数歩で、これは電動アシスト自転車だと思った。足を上げようとした瞬間、外から力が加わる。自分の筋力と機械の出力が混ざり、もも上げが明らかに軽い。電動アシスト自転車と違うのは、ペダルではなく自分の足で地面を踏んでいるという生々しさだ。靴底の感触はそのままなのに、太ももだけが妙に楽になる。

装着した参加者の側面。腰から膝上にかけてフレームが伸びている(写真:筆者撮影)
【写真を見る】電動アシスト自転車のように足が前へ出る、14万円のAI外骨格を高尾山で試してわかった実力と課題(5枚)
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