人は「質問の範囲でしか考えられない」のです。そのベースである質問を間違えていたら、どんなに頑張っても、うまくいきません。逆に言えば、たった1つ質問が変わるだけで、人生が驚くほど大きく動き出すこともあるのです。
僕はその「質問」を扱う仕事をしています。「質問すること」が、仕事です。少し変わった仕事と思われるかもしれません。でもこの仕事、実はいろいろなところからオファーをいただいています。
様々な業種の企業や、小学校から大学までの学校から、「質問を教えてほしい」「質問を活用して、課題を解決してほしい」という依頼を受けています。例えば売上で苦戦している会社には、こう質問します。
「この会社は、どんな幸せをつくり出しているのだろう?」
「この会社をもっと必要とする人って、どんな人だろう?」
人が辞めていくチームには、こう質問します。
「なぜ、桃太郎はいいチームをつくれたのだろう?」
「もし、あなたが社員だったら、どんな会社で働きたいだろう?」
こういった質問をすると、多くの人がこう反応します。「その視点は考えたことはなかった」と。
そこがポイントです。人は、質問をされることで、「そこ」を考え始めるのです。そして、考えたことを行動に移していきます。
不幸な自分に投げかけていた「悪い質問」
ここまで読んで、もしかするとこう思った人もいるかもしれません。
「質問が大事なのはわかったけれど、本当にそんなに変わるものなのか?」
そう思うのは当然だと思います。実は僕もかつてはそう思っていました。そして、「悪い質問」を自分に投げかけ続けていました。
僕の人生は挫折の連続でした。

