

親の声かけは“量から質”へ
「勉強しなさい」と言ってはいけない、という話ではありません。そうではなく——「勉強時間を増やす方向の声かけ」から、「勉強の中身を意識させる声かけ」へと、シフトしてみてほしいのです。
「もっとやりなさい」ではなく、「今日の勉強、何点だった?」
「あと1時間頑張りなさい」ではなく、「今日は何ができるようになった?」
「机に向かいなさい」ではなく、「今日やめどきはどこで決めた?」
——同じ親子の会話でも、子どもの中で育つ思考はまったく違ってきます。
東大生の親が「勉強しなさい」と言わないのは、子どもを甘やかしているからでも、自由放任だからでもない。意識的に、あるいは結果的に、「量より質」のコミュニケーションを取っているから。
そう考えると、家庭でできる受験対策の本質が、見えてくるはずです。

