一方、伸び悩む子は、こう聞きます。
「次の問題の答えを教えて」
前者の情報のうち、「中学3年生で」「判別式まで習った」「平方完成でミスする」——これらは、直接の回答そのものには影響しない情報です。問題の答えは、誰が解こうが同じだからです。
しかし、この情報がセットになっているかどうかで、生成AIの返答の質は劇的に変わるのです。AIも、インプットとして「この子は中学生で、まだ高校範囲は知らない。それなら、判別式までの知識で説明が必要。平方完成が苦手だと言っているから、そこのつまずきポイントも丁寧に補足する」と情報を整理します。
逆に情報がなければ、AIは「平均的な学習者向け」の説明をするしかない。それでは、本当に自分に必要な解説には、なかなか辿り着けません。
もっと言うのであれば、質問力があって伸びていく学生は、「自分はどこができていないのか」を言語化する力があるということです。積極的に模試を受け、自分の弱点を把握しようとするからこそ、それができるようになっている。
漫画『ドラゴン桜』まずは自分のことを知るべき
ドラゴン桜でも、まずは自分のデータを知るべきだ、というシーンがあります。
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