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登録者数約160万人「バイリンガール」吉田ちかさんが家族でアメリカ横断を決めた理由——5週間・1万キロのロードトリップ

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吉田さん親子とキャンピングカー
アメリカ大陸横断の相棒となったキャンピングカーの前で子どもたちと(写真:『Our US ROAD TRIP TRAVEL JOURNAL』より)
  • 吉田 ちか 動画クリエイター/ブランドプロデューサー  
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午後、迎えに行くと、朝の不安はすっかり消えていて、友達と話したり、先生に質問したりと、初めての環境に自然に溶け込んでいた。ワークショップは自分で選び、自分で予約する仕組み。親元を少し離れて、自分で決めて動く。大変なこともあったと思う。でも、誇らしげなその姿が、とても頼もしく見えた。

子どもは、大人が思っているよりずっとたくましい。つい先回りして導いてあげたくなるけれど、手を少し放すことで、「自分にもできた」という感覚に出会える。その小さな成功体験が、自信の芽になる。「1人でも大丈夫」「ちゃんと乗り越えられる」という感覚がきっと残ったはずだ。

ニューヨークという場所で、親も子も少し勇気を出してコンフォートゾーンの外に出たことが、嬉しかった。

笑顔で戻ってきた娘と(写真:『Our US ROAD TRIP TRAVEL JOURNAL』より)

"新居"とのドキドキな初対面

これから5週間、アメリカを横断しながら暮らすキャンピングカーを受け取る日。ウーバーでニュージャージーに向かいながら、家族との新しい冒険が始まることに胸を躍らせる一方、心の中には大きな不安が……。

出発の1週間前、たまたまレンタル会社の口コミを見てしまった。「古くて汚い」「予約した車が違う」「返却時に謎の請求」―読むほどに不安が募っていった。

電話で不安をぶつけてみると「新しい車を用意しているので大丈夫です」と言われたが、実際に見るまでは安心できない。楽しみにしている子どもたちには、余計な心配をさせたくない。明るくふるまいながらも、内心はドキドキ。

レンタル会社に到着すると、オフィスは人の気配がなく、不安が増す。でも、出迎えてくれたのは、唯一ポジティブな口コミで“親切だった”と書かれていたホセさんだった。そして出てきたRVは、新しくて驚くほどきれい。一瞬、不安が軽くなった。

でもそれは、予約した車がきちんと用意されていたという、ただそれだけの“とりあえずの安心”。日本の感覚で言えば、当たり前の話。心はまだ張りつめたまま。事前に調べていたことを一つひとつ確認していく。

この場所を出た瞬間から、もう「we’re on our own」。自分たちでどうにかするしかない。

でも、すべての不安を解消することは、不可能。やり終えるまで不安は必ず残る。だからこそ、できることをやったら、あとは信じて進むしかない。

借りたのは「Thor Four Winds 24ft」のClass Cmotorhomeと呼ばれるタイプのキャンピングカーで、運転席の上にせり出したベッドが特徴的な、いかにもアメリカらしいRVだ(写真:『Our US ROAD TRIP TRAVEL JOURNAL』より)
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