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歩きスマホ「事故だけではない」裏のリスク 的場浩司や乙武洋匡も苦言…就活や婚活でも"一発アウト"になる致命的な理由

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歩きスマホ
いまやどこを見渡しても「歩きスマホ」ばかり(撮影:今井康一)
  • 木村 隆志 コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者
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「仕事や恋愛の場では気をつけて控えめにしている」と思うかもしれませんが、スマホ依存を軽く見ないほうがいいでしょう。歩きスマホをする人は、自分が思っている以上にスマホを見ていて、それを周囲に気付かれているという傾向があります。

たとえば、「家の風呂、会社のトイレに向かうときもスマホを持っていく」「エレベーターに乗る数十秒間ですらスマホを開く」「電車から降りる際も足下よりスマホの画面を見ている」「駅、公園、商業施設などのトイレに歩きスマホをしながら入る」「スマホを見ながら用を足す」という行為をしていないでしょうか。

もしこれらが該当するのなら、自分でスマホ使用のオンとオフをコントロールできておらず、スマホ依存の傾向があるように見えます。

これら以外でも、目の疲れ、頭痛、メンタルの低下、睡眠障害など、心身の不調で生活に支障が出てしまう。加えて「それを指摘されることでケンカになる」、あるいは「ケンカを避けて距離ができてしまう」などと人間関係も悪化しかねません。

ハイリスク、ローリターンな歩きスマホはスマホ依存の象徴的な行為であり、これをやめることがそこからの脱却につながる第一歩とも言えます。

「配慮」が失われた不寛容社会に

ここまでいくつかのリスクをあげてきましたが、実はスマホ依存で最も深刻と思われるのが、他人への配慮や気づかいが失われることによる不寛容社会の加速。

あらためて「配慮」の意味を書くと、相手の立場や心境を踏まえて自分の言動を調整すること。特に相手を気づかい、思いやる言動を意味することが多いのですが、歩きスマホはその配慮とは真逆の行為。相手を思いやることなく、自分だけの世界を楽しもうとする利己的な行為に該当します。

歩きスマホを指摘された人の多くは、「前も見ている」「ぶつかったことはない」「自分は大丈夫」などと釈明しますが、これらは交通事故などを起こした人が使いがちなフレーズ。また、免許返納を拒む高齢層も使いがちな言葉であり、そのたびに批判を受けていますが、歩きスマホも問題の構図としては近いように見えます。

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