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歩きスマホ「事故だけではない」裏のリスク 的場浩司や乙武洋匡も苦言…就活や婚活でも"一発アウト"になる致命的な理由

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歩きスマホ
いまやどこを見渡しても「歩きスマホ」ばかり(撮影:今井康一)
  • 木村 隆志 コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者
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的場さんや乙武さんが述べた接触による危険は当然でしょうが、歩きスマホにはそれだけにとどまらない深刻な問題点があります。それらはどんなことで、どんな危うさが考えられるのでしょうか。

「(歩きスマホは)危険なので本当にやめていただきたいです」というポストについた心ないコメントに対して、乙武さんがさすがの返しをして話題に(画像:乙武洋匡 公式X @h_ototakeより)

まず、歩きスマホというテーマを扱ううえで基本的なリスクを整理しておきましょう。

視野が狭くなり、注意力が低下することで、人・壁・看板・電柱との衝突、側溝や駅のホームでの転落、車道や踏切内への侵入、つまずいての転倒などのリスクが発生。ケガやケンカなどのほか、自動車や電車にはねられる死亡事故も起きています。

自分の身体的なリスクだけでなく他人を死傷させるリスクも歩きスマホの怖いところ。過失致死傷罪などで刑事責任を問われたり、多額の損害賠償金を求められたりなどのリスクがあります。特に幼児、高齢者、妊婦、ベビーカーや車いす利用者などのとっさによけられない人を死傷させたときの責任は重いものがあるでしょう。

また、「歩きスマホをしていたことで犯罪に巻き込まれた」というケースも発生しています。注意力が散漫になる中、暴行やひったくりに遭ってしまう。近くに犯人が迫っていたのに気付けず「何をされたのかすら、すぐにわからなかった」。

恐ろしいのは犯行後に「誰でもよかった」と語る通り魔が歩きスマホの人を狙うケースがあること。「歩きスマホをしている人は無防備で襲いやすく反撃されにくい」という判断なのでしょう。

就活や人事査定にも影響を及ぼす

それ以外でも、好戦的な人と衝突した際のトラブルも現実的なリスクであり、さらに正義感を楯に、歩きスマホの人にぶつかる“歩きスマホ警察”のような人もいます。

いずれにしても自分と他人の人生を狂わせかねない危険な行為であり、それは東京の足立区、荒川区、墨田区、葛飾区が歩きスマホの防止に関する条例を制定したことからもわかるでしょう。まだ罰則のないレベルにとどまっているものの、深刻な事故などをきっかけにいつ罰金が科せられてもおかしくはないのです。

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