対話型生成AIが本格的に普及し始めた2023年、エヌビディアのジェンスン・フアンCEOは当時のCOMPUTEX台北(以下、コンピュテックス)の場で「誰もがAIを使えるようになった」と、その特徴と裾野の広さから需要が爆増するストーリーを語っていた。それから3年、AI市場は年平均30%程度の高成長を続けている。そして、急伸する需要に応えるためにAI向けのサーバーとそれを稼働させるためのデータセンターが相次いで作られ、その性能も上がり続けている。2026年のコンピュテックスもその傾向を反映し、各社のブースでは最新のサーバーが何台も展示されていた。
止まらないサーバーとデータセンター
圧倒的な存在感を放つのはやはりエヌビディアだ。実際にサーバーの組み立て・製造を行う鴻海やペガトロンなどの台湾の電子機器受託製造企業はエヌビディアが設計開発したサーバーを並べていた。各社の担当者は口をそろえて「作れば作るほど売れる状態だ」と話す。
特に期待が高まっているのは次世代AIサーバーだ。今年のコンピュテックス開幕前にエヌビディアは新製品Vera Rubin(ヴェラ・ルービン)の量産開始を発表。コンピュテックスの展示会場でもあちこちにヴェラ・ルービンが目立って置かれていた。
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