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「病気とは…」朝ドラで注目のナイチンゲールが著書『看護覚え書き』で綴った病気と看護の本質

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ナイチンゲールは著書『看護覚え書き』に情熱を注ぎました
ナイチンゲールは著書『看護覚え書き』に情熱を注ぎました(写真:London Stereoscopic Company/Hulton Archive/Getty Images)
  • 真山 知幸 伝記作家、偉人研究家、芸術修士(MFA)
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病気を治すのは薬や手術だけではない。「環境を整えること」こそが看護の本質である――。 当時の医療における常識からすれば革命的な主張であり、その考え方は、現代の看護理念にも脈々と受け継がれている。

「環境」を多角的にとらえて13のテーマに

『看護覚え書き』は13の章から構成されており、「換気と暖房」「住居の健康」「物音への配慮」「ベッドと寝具類」「部屋と壁の清潔」といった病室や住まいに関するテーマや、「食事」や「からだの清潔」など患者自身のコンディションについてのテーマなどが述べられているが、それだけではない。

「管理」といったチームで看護を行う場合のリーダーの役割、さらには「おせっかいな励ましと忠告」といったコミュニケーションにおける注意事項まで、多岐にわたるテーマが、本書では網羅されている。ナイチンゲールが、患者が回復するための「環境」を多角的にとらえていたことが読み取れる。

第1章「換気と暖房」では、ナイチンゲールは看護の第一原則として、次のように述べている。

「患者が呼吸する空気を、患者の身体を冷やすことなく、屋外の空気と同じ清浄さに保つこと」

細かな点まで配慮することがいかに重要か。ナイチンゲールはこんな言葉でも注意を促した。

「これらの覚え書きに詳しく述べられているようなよい看護を行っても、その結果のすべてが、一つの欠陥、すなわちちょっとした管理が行われていないことによって台無しになったり、まったく無効になったりするかもしれない」

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