東洋経済オンラインとは
ビジネス

40周年「ドラクエ」が直面する難題、『DQ12』まさかの作り直しに見える"国民的RPG"の曲がり角とファン高齢化

6分で読める
『ドラゴンクエストXII 夢の彼方へ』の主人公
情報番組「ドラゴンクエストからのお知らせ」でナンバリング最新作が発表。しかし、発売はまだ遠そうだ(画像:YouTubeより)
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

「ポケットモンスター」シリーズは、作品のクオリティを犠牲にしても定期的に新作を出しており、それゆえに子供にも知られている。ドラクエとはかなり対極的なビデオゲームといえるだろう。

ゆえに現在、ドラクエシリーズは大人向けの作品になっている。かつての国民的RPGといってもいいだろう。一方で、ほかのRPGは変化し続けている。

RPG自体がどんどん変わりつつある

キャラクターデザインはおそらくそのまま、というのが吉と出るか凶と出るか(画像:YouTubeより)

ドラクエはオールドスクールなビデオゲームである、という見解は多くの人に同意してもらえるだろう。

いまやRPGといえば、広大なフィールドを自由に冒険できるオープンワールドものもあるし、リアルなグラフィックでコマンド選択式バトルをするのはおかしいのでアクションゲームに寄っているケースもある。あるいは、スマホで遊べる基本プレイ無料の大作もいくつもある。

そして、オープンワールドものの開発費が高騰しすぎるといった問題も出ているし、ユーザーがその遊びに慣れてもはや飽きすら感じているケースもある。あるいは、あえてコマンド選択式バトルに再びスポットライトを当て高く評価されるゲームが登場したりと、目まぐるしい勢いで状況が変化しているのである。

ドラクエシリーズのように開発が長期化すると、その当時新しいものを作ろうとしても、急に古びてしまうケースもある。常に進化し続けるビデオゲームにおいては、そのときに適したものが出せるかどうかがポイントとなる。ゆえに、開発が延びれば延びるほど仕切り直しも必要になるだろう。

現在、『ドラゴンクエストXII 夢の彼方へ』がどういうゲームシステムになるか発表されていないが、古典的なものになってもおかしくはない。やはりドラクエはかつての国民的ゲームであり、その懐かしさを求める人が多いからだ。ましてや、新しいものに挑戦するにしては腰が重すぎる。

ともあれ、ドラクエが殻を破ることをやめた新作には良くも悪くも注目が集まる。はたして発売はいつごろになるのだろうか。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象