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ライフ #再開発されない街

「かつてはドヤ街があった」「2駅隣の蒲田が発展していった」…大田区にあるアクセス抜群なのに「再開発されない街」の実態

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六郷土手駅
大田区の六郷土手駅周辺が再開発されない理由とは?(写真:筆者撮影)
  • 坪川 うた ショッピングセンター研究家・ライター
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「蒲田西口商店街サンロード」(写真:筆者撮影)

大田区も蒲田の街づくりに力を入れており、1998(平成10)年には蒲田駅東口に区民ホール「アプリコ」を開業するなど、行政機能の中心地にもなっている。

区民ホール「アプリコ」(写真:筆者撮影)

区の注力度合いは、中長期的な都市の道筋を示した「大田区都市計画マスタープラン」を見ると明らかだ。大田区では、1999(平成11)年のマスタープラン策定当初、および2011(平成23)年の改定時において、区内の各拠点を「中心拠点」「地域のまちづくり拠点」「地区の生活拠点」の3つに分類している。

蒲田駅周辺は「中心拠点」とされ、再開発事業によってターミナル機能を高め、交通利便性を確保することを目指している。

そして実際に、2012(平成24)年の京急本線および空港線の連続立体交差事業にともなって京急蒲田西口駅前地区第一種市街地再開発事業が行われ、2015(平成27)年12月に完了した。

市街地再開発事業で建設されたペデストリアンデッキと複合施設「あすとウィズ」(写真:筆者撮影)

さらに蒲田では、京急蒲田駅とJR蒲田駅を結ぶ新空港線の整備が約40年前から検討されており、現在もその整備を契機とした都市づくりが進められている。

ターミナル駅との近さの妙

一方、交通結節点とならなかった六郷土手は、繁華街として発展しなかった。

六郷土手駅は拠点性の高い蒲田駅から2駅の近さであり、各駅停車のみである。したがって商業集積や高度利用の必要性が低い。京急線の連続立体交差事業で六郷土手駅付近も高架化したものの、再開発事業は行われなかった。

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