「自宅のお風呂の裏側(配管)がこれほど汚れているのか」という現実を突きつけられたり、「ここまで汚れが出るのは本当なのか」と疑ったり、視聴者の中には自分で商品を買って実体験し、それを投稿する人も増えた。こうして話題が話題を呼んだ。
中には「築60年の家で初めてやったらすごかった」「俺のヘドロに勝てる人いる?」といった投稿もあったという。“汚れマウンティング”としても盛り上がったのだ。
新築や築年数の浅い家は、浴槽も配管も新しいので配管汚れはあまり出ない。それでは驚きが期待できないので古い家でやってみたい。そうした怖いもの見たさの意識も働いた。
開発のヒントは「欠品が続いた通販の競合商品」
そもそも、どのようなきっかけで商品開発が始まったのか?
「日雑事業部はユニークな日用雑貨の商品開発・販売を手掛ける部署です。そのヒントを探している中、通販担当者がある競合商品を見つけました。その商品は頻繁に欠品していたので調べると本当に売れていた。ただ、小売店ではほとんど見かけなかったのです」
「ECでは売れているが一般小売店は未開拓」という状況にチャンスを感じ、商品開発に乗り出した。「コピー商品か?」と思うかもしれないが、同社はこう説明する。
「競合商品にヒントを得て開発したのは否定しません。ただ、これまで見たこともない画期的なアイデアはなかなか出にくい時代です。商品とはどんなものでも常に進化・改良されながら、生活者の満足度を高めていくものだと考えています」
