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「ハトにエサやり」で全国初の書類送検 フンや悪臭で近所迷惑…だけじゃない、善意が招く"野生動物への深刻な問題"

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ハト
かわいそうだから……と野生動物にエサを与える人たちが知らない「真実」とは(写真:tamu1500/PIXTA)
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野生動物は本来、その種に合った自然のエサを食べることで健康を保っています。人間の食べ物には塩分や油分、糖分、添加物が多く含まれているものも少なくありません。

継続的に与えることで、肥満や内臓への負担、栄養バランスの乱れ、成長異常などを招くおそれがあります。そのため、公的な動物愛護団体や自治体などは、パンやお菓子など人間用の食品を野鳥に与えないよう、注意を呼びかけています。

「ペットフード」ならOKか?

飼いネコやイヌなどに与えているペットフードなら大丈夫という考えにも問題があります。

というのも、ペットフードはそれらの「飼育動物用」に栄養設計されています。野生動物の消化機能や必要栄養と合わず、長期的に与えることで健康を損なうおそれがあるのです。

このほかにも、包装紙やビニールごと食べてしまうことで、腸閉塞を起こす危険もあります。

影響はそれだけではありません。ラクにエサが手に入る環境に慣れることで、自分でエサを探す能力が低下する可能性も指摘されています。その結果、人間からのエサに依存し、与えられなくなると飢えやすくなります。

また、人を警戒しなくなり、過度に近づいたり、場合によっては攻撃的になったりするなど、行動が変化することもあります。東京都も野生動物へのエサやりについて、「自分でエサをとれなくなる」「人を恐れなくなる」といった問題点を挙げ、注意を呼びかけています。

東京都のチラシ(画像:東京都のホームページより)
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