日経平均株価が史上初の6万5000円台を突破するなど、空前の株高に沸く株式市場。その狂騒の中で忘れ去られつつあるが、5月中旬に起きたのが「フジクラショック」だ。
5月14日、AIデータセンター特需の象徴として株価が急騰していた電線大手のフジクラが2026年3月期決算を発表。売上高1兆円突破、純利益も過去最高を更新する文句なしの内容だった。
しかし、同時に示された今期の純益見通しは一転して「微減益」だった。これに対する市場の失望は凄まじく、株価は発表直後からストップ安まで急落。株価チャートをみるとわかるように、一時はピークから半値水準まで下落した。25日になると今度はストップ高を演じ、まるでジェットコースターのような株価の動きだ。
成長スピードは市場の期待通りではなかった
ではフジクラの業績見通しは本当のところどうなのか。フジクラの業績見通しを分析していこう。
この記事は有料会員限定です
残り 1403文字
