問題はタレントを守りきれなかった制作側に
制作サイドとしてみれば、「SNSでバズらせるのも仕事のうち」となるかもしれない。しかし、本来であれば、川上から川下まで、きちんとコンテンツ流通を見守るべき立場だ。コントロールできない状況になった時、タレントに火の粉がかからないようフォローする体制は、あってしかるべきだろう。
その点において、今回の事案は、タレントを守りきれていなかったと考えられる。あのさんの「嫌いな人」発言を擁護するならば、カメラが回っている、しかも「言わなければ、場の空気が冷えてしまう状況」において、誰の名前も口にしない対応は難しいのではないか。
そこから先は、制作側の手腕にかかっている。まるごとカットしたり、音声をマスキングしたり、実名を出さない編集はできたはずだ。とはいえ、“ピー”音で覆うことで、あらぬ臆測を生むかもしれない。
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【“数字”を求められる構造が生んだ「ズレ」】
