東洋経済オンラインとは
ライフ

「あのちゃん」降板騒動、バッシングは行き過ぎか? 炎上の裏側にあった「見逃し偏重主義」のいびつ

8分で読める
あのちゃん
あのちゃんが番組内で「嫌いな芸能人」の名前を言ったことが炎上を呼んだ(画像:「あのちゃんねる」Instagramより)
  • 城戸 譲 ネットメディア研究家・コラムニスト・炎上ウォッチャー
2/6 PAGES
3/6 PAGES
悪いのはあのさんか「あのちゃんねる」か……(画像:「あのちゃんねる」公式Instagramより)

擁護するつもりはないが、しかし…

ネットの反応を見る限り、あのさんに対する風当たりは強い。そもそも、独特なキャラクターに違和感を持っていた視聴者も多いようで、「ようやく言える」と胸をなで下ろす人もチラホラ見られる。

ただ、筆者からすると「あのバッシング」は、行き過ぎに感じる。テレ朝が認めているように、“スタッフの配慮”が不足していたことに理由があると思えるからだ。そして、スタッフの配慮が欠けた背景には、昨今の「見逃し偏重主義」があるのではないかとも見ている。

「あのちゃんねる」は、本放送に加えて、民放各局によるプラットフォーム「TVer(ティーバー)」や、テレ朝とサイバーエージェントによる「ABEMA(アベマ)」で“見逃し配信”が行われている。

見逃し配信の普及は、深夜番組の視聴習慣を大きく変えた。本放送の視聴率はもちろんながら、TVerでの再生回数も人気のバロメーターとなり、制作現場には「見逃し視聴したくなる番組づくり」のプレッシャーも与えられていると考えられる。

次ページが続きます:
【あのさんが訴えていた「不本意な状況」の背景にあるもの】

4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象