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「あのちゃん」降板騒動、バッシングは行き過ぎか? 炎上の裏側にあった「見逃し偏重主義」のいびつ

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あのちゃん
あのちゃんが番組内で「嫌いな芸能人」の名前を言ったことが炎上を呼んだ(画像:「あのちゃんねる」Instagramより)
  • 城戸 譲 ネットメディア研究家・コラムニスト・炎上ウォッチャー
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テレビ朝日は5月22日、スタッフの配慮が足りなかったと謝罪。番組公式サイトにも翌日、「番組制作スタッフの配慮が足りず、鈴木紗理奈様に大変不快な思いをさせてしまい、また、あの様にとって本意ではない形の放送・企画・編集内容により、多くの方に誤解を招く結果となってしまいました」などと掲載した。

テレビ朝日公式サイトに掲載されたお詫び文(画像:テレビ朝日公式サイトより)

これで一段落ついたと思いきや、番組のお詫びを受けた、あのさんのX投稿が注目を集めている。投稿によると、あのさんは以前から、番組制作サイドに見解や意見を伝えていたが、「改善されず、自分にとっても不本意な状況が続いた」とのことだ。

降板も視野に入れ話し合いを重ね、「改善します」との言質を得たため様子を見ていたと言うが、今回のことで「もう続けたくないので番組を降ります。つまり、番組が終わるということになると思います」とした。なお撮影直後には、鈴木さんの名前に「ピー(かぶせる音)」をかけるよう求めたが、その発言もオンエアではカットされていたという。

あのさんのXへの投稿(画像:あのさん公式Xより)

なぜ、ここまで燃え上がったのか  

今回の事案をめぐって、あのさんへのバッシングが加速している。制作サイドの不手際があったとしても、「鈴木さんを傷つける発言を行ったことは変わらない」との立場から、降板に関するあのさんの投稿は言い訳でしかない、との批判は絶えない。

なぜ、ここまで燃え上がっているのか。SNSユーザーの投稿を見てみると、「本人不在の場で、陰口のような形で行われたこと」に対する嫌悪感が強いようだ。また、あのさん自身が過去にいじめられていた経験を語っていたため、「いじめっ子はどっちだ」といった声も少なくない。

なかには、タレントのフワちゃんが、芸人のやす子さんに「死んでくださーい」と投稿したことを思い出す反応も。

しかし、フワちゃんのそれが本人が直接投稿できるSNS上で行われたのに対して、今回は撮影・編集を経てオンエアされた発言であることから、「カットしなかった番組側が悪い」「編集の有無に関係なく、発言したタレントが悪い」のように、その反応は二分されている。

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【「配慮不足」を引き起こす制作現場へのプレッシャー】

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