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欧州主要リーグに「日本人選手は70人超」でも監督はゼロ…W杯優勝を本気で目指す日本に欠けた"最後のピース"の正体

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サッカースタジアム
日本サッカーがさらに強くなるには何が必要か?(写真:panoramaimages/PIXTA)
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たとえば、会社に19歳のカメラマンがいます。

彼は16歳から写真や映像を撮り始め、高校に進学せず、フリーランスとして活動を始めました。するとSNSで話題になり、ライプツィヒのシャビ・シモンズ(現トッテナム)などのトップ選手から「俺の試合を撮って」と依頼が来るようになります。

SNSでその様子をアップし、あらゆる選手にアプローチして10代ながら個人事業主として高収入を得ていました。

「スポーツ360」のマーケティングチームは彼に目をつけ、ヘッドハンティングしました。

まだまだ生意気な小僧という感じで、社会人としては未熟です。

僕と彼でルアーブルの瀬古歩夢選手のところへ電車で行こうとしたのですが、彼は寝坊して電車に乗り遅れてしまいました。

「ごめん、夜遅くまで仕事をしていて……」

さすがにイケイケの彼でも謝っていました。そういうミスがあっても、会社はペナルティを課しません。

19歳の若者がのびのびと自分の強みを発揮しています。

日本人の強みは「緻密さ」にあり

こういう文化の中で、僕は日本人の強みに気がつきました。

緻密で、繊細で、計画的な部分です。

個人ごとに濃淡はもちろんあるのですが、現地の同僚の多くからは「行動を起こしてから考える」という傾向を感じました。行動力がある一方で、準備不足の面があるんですよね。

それに対して、日本人は準備が丁寧で、情報を整理してから行動に移す傾向があると思います。

緻密さが強みになると考え、各国の移籍に関するルールを勉強し、聞かれたらすぐに答えられるようになろうと思いました。

たとえば、ポーランドリーグでは2019年にルールが改正され、外国籍選手数の制限がなくなりました。

同僚の代理人、サシャ・リーターからポーランドリーグについて聞かれたとき、すぐに「国籍に関係なく、誰でもプレーできるよ」と答えました。

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