「裏金議員が発起人になれば、いかにも印象が悪い。しかし高市首相との近さから、萩生田氏は発起人リストに入り、このたびは研究会の幹事長に就任した」
昨年の総裁選における高市総裁誕生の最大の功労者である麻生副総裁は最高顧問に就任し、同会会長には加藤勝信前財務相が就いた。この布陣なら、幹事長ポストを握れば「国力研究会」を牛耳ることができる。
そればかりではない。前出の議員は「今夏に予定される党人事で、萩生田氏は自民党幹事長ポストを狙っているに違いない」と耳打ちする。
2回目の勉強会は開けない?
5月21日時点での「国力研究会」への入会者数は347人と、自民党の衆参両院議員の8割以上を占める。第1回勉強会への本人参加は233人で、代理出席を合わせると277人が参加し、会場となった参院議員会館の講堂は人であふれかえった。
だが、ここにいる全員が「積極的賛同」の意思をもって参加しているわけではなかったようだ。何人かは入り口で名刺を置き、“アリバイ”を作って会場を出て行った。そのうちの1人がこっそりと本音を打ち明けてくれた。
「今回は初回の勉強会ということで、アメリカのジョージ・グラス駐日大使を講師に呼び大々的に勉強会を開いたが、2回目は同じような勉強会を開けないだろう。そもそも、このような会を長らく維持できるはずがない」
それでもその議員が「国力研究会」に参加したのは、「目立たないためだ」という。「国力研究会」入会はまるで現政権への忠誠を試す“踏み絵”のようだ。
実際、5月20日にはまるで“公開処刑”のように33人の議員の名前を記した「不参加者リスト」なる怪文書が流出。石破茂前首相や村上誠一郎前総務相、岩屋毅前外相などの「反麻生・反高市」とみられる面々の名前が記されていた。
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【「不参加者リスト」に載っていた“意外な名前”】
