東洋経済オンラインとは
ライフ #ブックレビュー

〈書評〉『ソニー神話を壊した男』『銀行の本店はなぜ仰々しいのか?』『抵抗 無関心からの脱却』

6分で読める 会員登録で読める
ブックレビュー『今週の3本』
ブックレビュー『今週の3本』

INDEX

[Book Review 今週のラインナップ]

・『ソニー神話を壊した男 出井伸之が創った未来』

・『銀行の本店はなぜ仰々しいのか? 金融業界の謎』

・『抵抗 無関心からの脱却』

『ソニー神話を壊した男 出井伸之が創った未来』児玉 博 著(書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします)

評者・本誌記者 山田俊浩

「失敗した経営者」ではない 多くの証言から描く新たな出井像

2022年6月に世を去ったソニー元会長・出井伸之。彼が社長・会長を務めた1995〜05年はソニーが創業以来の輝きを失った時期だった。出井はイノベーションの伝統を途切れさせ、同社がアップルの後塵を拝することとなった戦犯のように語られることも多い。そんな固定観念に対し、出井の数々の決断を「ソニー神話を壊した男」の書名の下、ポジティブに捉え直す試みが本書だ。

東洋経済オンラインの愛読者に読んでほしい本を一気に紹介。【土曜日更新】

晩年の肉声に加え、吉田憲一郎ソニーグループ会長、鈴木幸一IIJ会長、マネックスグループの松本大取締役会議長ら関係者への取材で構成される。核となるのは、出井が95年の社長就任時に放った「インターネットは隕石だ」という言葉である。恐竜(既存の巨大企業)は滅びるという予言は当時も話題になった。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象