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《「いいね」を押す相手まで考える》A.T. カーニー新代表が語る「期待を超えるチーム」の作り方

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2026年1月よりA.T. カーニー 日本代表に就任した針ヶ谷武文氏(写真:尾形文繁)
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「あとで聞くと、『針ヶ谷さんって割とあの人にはいいね付けますよね』と言われたりする。見られてるんですよね(笑)。でも一つ成功体験ができると、自信がつく。自信がつくといい循環に入って、どんどんいいものが出てくる」

テクノロジーの専門家でありながら、目線はどこまでも「人」に向いている。そのギャップが、針ヶ谷氏の持ち味なのかもしれない。

「泳いでいるときが一番考えられる」

新たなリーダーとして何を心がけているか。針ヶ谷氏は意外な答えを返した。

「睡眠時間をちゃんと取ることです。一番良くないのは間違った意思決定をすること。判断力や機嫌が変わるようなことは極力しないようにしています」

加えて、毎日30分は悩み事をすべて忘れて、自分の考えたいことだけを考える時間を取る。ただし、じっとしていると思考が散ってしまうタイプだという。

「一番考え事ができるのは、実は泳いでいるときなんです。体は泳ぐことにずっと使っているので、頭がオフラインになって考え事ができる。昔はオフィスをうろうろ歩いていたんですが、チームメンバーから『針ヶ谷さん、めちゃくちゃうろうろしてますよね』と言われまして。今の立場だと、何かあったんですかと心配をかけてしまうので(笑)」

最後に、若いビジネスパーソンへのメッセージを聞いた。

「何らかのコミュニティに入る、あるいは自分で作ることをおすすめします。本に書いてあるスキルや知識は、出た瞬間にAIが学習する。大事なのは知ることではなく、実感すること。実感は自分でPDCAを回さないと得られない。人同士の情報交換やディスカッションで血肉にしていくのが、AI時代は逆に効率がいいと思います。人を動かすのも、実感ですから」

AIでは代替できない信頼関係。組織の機微を読み取る力。現場のリーダーを変える伴走。そしてそれらを支える、コミュニティの中での実感の積み重ね。

テクノロジーの最前線で20年を過ごした新リーダーが語る「残る仕事」は、どこまでも人間味のあるものだった。

【本記事の前半】​
《AIに代替されない「3つの価値」は?》A.T.カーニー新代表が語る「残る仕事、消える仕事」と「コンサルの未来」

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