アメリカと日本でのユーザー調査で「スマートフォンを自分好みにカスタマイズしたい」というニーズの高さが明らかになっていたものの、デザインチームが長く挑戦したかったその構想は、Isai Blueという日本限定のプロジェクトで、ようやく形になった。
躍進を続ける盛岡発の世界的ブランド
この世界に誇れる日本発のGoogleプロジェクトを紹介するトークイベントは、日本、それも東京ではなく盛岡市にある160年の歴史を持つ百貨店「カワトク」1階に25年にオープンしたヘラルボニー運営のカフェ併設直営店「ISAI PARK」で行われた。
盛岡といえば、23年に米紙ニューヨーク・タイムズの「今年行くべき52カ所」で2番目に選ばれた街でもあるが、それと同時にヘラルボニー誕生の地でもある。
2024年にはLVMH(ルイヴィトンモエヘネシー)のLVMH Innovation Awardを受賞したり、ニューヨークの世界的広告賞「The One Show 2026」にて部門最高賞のBest of Discipline Pencilを受賞するなど世界に認められる日本ブランドとして躍進を続けるヘラルボニーは、実は盛岡で生まれたブランドだ。
代表を務める松田崇弥・松田文登Co-CEOの双子兄弟には、自閉症と重度の知的障害のある4歳上の兄・翔太氏がおり、会社の原点には、その兄の存在がある。ISAI PARKには社名の由来である兄・翔太による謎の言葉「ヘラルボニー」が書かれたノートの展示も行われている。
その百貨店でも売られている岩手県のブランド米「白銀のひかり」のロゴもヘラルボニーアーティストの小林覚がデザインしている。
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【盛岡には多くのヘラルボニーアーティストの作品が】
