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「巨大焙煎機そびえる」目黒の超オシャレなガラス張りカフェ《1杯600円》仕掛けた"意外な運営元"の勝算 『神乃珈琲』

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Factory&Labo 神乃珈琲 外観
趣のある店内でこだわりのコーヒーを提供する「神乃珈琲」(撮影:今井康一)
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店舗ではより豊かにコーヒーを感じてもらえるよう、こうした提案は客に対しても行っているそうだ。そのほか、月に1回程度、コーヒー教室を開催している。講義内容はドリップのやり方や豆のブレンディング、焙煎など。6名定員で、インスタグラムにより先着順で受け付けており、都外からの申し込みもあるなど、なかなか好評だそうだ。

スイーツ、ケーキは通常の14種類に加えて、期間限定品も(撮影:今井康一)

そしてフードやスイーツの豊富な品揃えも神乃珈琲の特徴。サンドイッチは8種類、スイーツ、ケーキは通常の14種類に加えて、期間限定品もメニューに並ぶ。

一番人気のサンドイッチ「海老とアボカド」(撮影:今井康一)

一番人気のサンドイッチ「海老とアボカド」(630円)と、宇治の老舗の上質な抹茶を使用した「宇治抹茶のモンブラン」(550円)、「苺と宇治抹茶のダックワーズ」(550円)を試食した。

オリジナル開発したパン

サンドイッチはドトールの店舗でもお馴染みの組み合わせだが、一味も二味も違う。

まずパンはふわふわしたタイプで、神乃珈琲でオリジナルに開発したものだそうだ。フレッシュな具材やさまざまな調味料の味が混じり合い、一口ごとに味が変わって感じられる。絵で言えば、一色で塗り潰すのでなく、複数の色を少しずつ置いた「点描」のような印象だ。

宇治抹茶のモンブランは、栗の品の良い甘みを抹茶が引き立てている。ダックワーズはより抹茶の苦味が感じられ、いちごの甘酸っぱさ、スポンジの甘さと競演している感じだ。

宇治抹茶のモンブラン(撮影:今井康一)
ダックワーズ。抹茶の苦味といちごの爽やかな酸味が大人の味わい(撮影:今井康一)

同ブランドでは、グループ内の洋菓子製造卸売会社から、ブランドコンセプトに合うものを小ロットで仕入れられることが強みとなっている。

(撮影:今井康一)
(撮影:今井康一)
(撮影:今井康一)

星野氏によると、神乃珈琲ではメニューを店舗立地によって変えているため、客単価も店舗ごとに異なるという。Factory & Laboではコーヒー1杯という客と、フードも注文するという客が半々ぐらいで、客単価は1150円程度というところだ。インバウンドが多い銀座、成田空港だと1300円ほどになる。

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【物価高や人手不足への対応】

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