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"あの害獣"が串焼きに!? 栃木・益子陶器市の楽しみは器選びだけじゃなかった――50代姉妹がはまった「肉の味」とは

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肉の串焼き
陶器市で50代姉妹が初めて味わった「肉」の味とは…(写真:SoutaBank/PIXTA)
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ほどなく「自家製レモネード、砂糖にもこだわっています」という心強い文字がメニューに添えてある1台の前にたどり着きました。喉はもう、カラカラです。

「レモネード1つください」

妹と半分こすることにして、1つ注文しました。そして出てきた冷え冷えのレモネードのおいしかったこと! 酸味と甘味が絶妙で、あまりのおいしさに妹と顔を見合わせてうなずき合いました。このお店を選んで大正解でした。

妹、ついに理想の皿に出会う

元気が復活したところで、再び皿探しの旅に出ます。本当に想像以上の店舗の数、スペースの広さなので、丁寧にすべてを見て回ることはかなり難しいです。

「なかなかほしいサイズのがないなあ」

これだけ数があっても、妹の理想に叶う皿はなかなかないようです。

「でもまあ、どこかにはあるよ、きっと。いっぱいあるんだから」

「そうだね。妥協したくないよ」

私たちは未踏のエリアに向かって歩きました。途中、スコーンを売っているお店で「米粉のレーズン入りスコーン」と「そば粉のスコーン」を買いました。でも、暑いせいか、まだお腹は空きません。

「あ! これいいかも!」

大きな店の軒先に並んだ箱の中に、まさに妹が探していたサイズ、そしてデザインの皿が色違いで並んでいました。

「おー。よかったね」

「あきめなくてよかったー。色、どれにしようか迷う」

妹は早速いくつか手に取って悩み始めました。1枚440円と、価格もお手頃。「1枚1000円以上は出したくない」と言っていたので、条件もぴったりです。迷いに迷って紺と白の皿を2枚ずつ購入し、満足そうな妹と道を先へ進みました。

妹が購入した「理想の皿」の数々(写真:筆者提供)

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【見るだけのつもりだったが…】

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