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石鎚山、蒜山高原、有磯海…いくつ知ってる? ユニークな名前の「サービスエリア/パーキングエリア」命名の由来は?

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関越道 赤城高原PA
関越道 赤城高原PA(筆者撮影)
  • 佐滝 剛弘 みらい観光文化リサーチベース代表 元・城西国際大学教授
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ちなみに、その両隣のSA、樽前SAは樽前山、「有珠山(うすざん)SA」は文字通り有珠山が間近に眺められ、こちらのほうが「展望所」の名にふさわしい気がする。なんとも不思議な命名だ。

道央道 有珠山SA(写真:kitakage / PIXTA)

なお、北海道の道東道には「キウスPA」というカタカナ名のPAがある。

キウスはアイヌ語由来の地名だが、地名というよりは、世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産である、近くの「キウス周堤墓群」から採っているように思われる。

周堤墓は、独特な構造を持つ大規模な共同墓地で、見学が可能だ。

SA/PAの名称に宿る日本語の美しさ

もうひとつ気になる休憩施設名が、松山道の「桜三里(さくらさんり)PA」だ。

春の美しい光景が目に浮かぶようなこの名前は、愛媛県東温市と西条市の間にある金毘羅街道(現在の国道11号)の峠付近の名称である。

地元住民の努力で今も桜並木が維持されているとのことで、のちに開通した松山道の方にも、峠の前後は「新桜三里」という名がつけられている。

心温まる雅名が高速道路の休憩施設に付与されているのは、何ともほっこりする。桜の季節にぜひ訪れてみたいところだ。

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この桜三里にしても有磯海にしても、日本語の美しさをあらためて感じさせてくれる粋な命名ではないか。

このように名前の由来を知ったり、その名が示す景観を楽しむことも、ドライブのささやかなスパイスになってくれるだろう。

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