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東大と京大の国語はどちらが難しい? 東大合格者が語る「穴のない学力」求める東大と「自分の言葉にする力」求める京大の差

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入試
東大と京大、どちらの国語が難しいのか(写真:ふじよ/PIXTA)

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東大と京大では入試問題の傾向が異なります。国語に表れる、東大と京大の学生像の違いとは。新刊『東大・京大入試で培う 多面的に物事を深く捉える複合的思考力』を上梓した西岡壱誠氏が紹介します。

前回の記事では、同じ英語という科目でも、東大と京大では求めている力がまったく違う、という話をしました。

東大が問うのは「思考の速さ」であり、京大が問うのは「思考の深さ」である――そんな対比が、英語の問題を並べるとかなりくっきり見えてきたわけです。では、国語ではどうでしょうか。実は国語でも、両者の出題にはかなりはっきりした思想の違いがあります。

国語の出題構成に見る「思想の違い」

2025年度の出題構成を見ると、東大文科の国語は現代文2題・古文1題・漢文1題、東大理系の国語も現代文1題・古文1題・漢文1題です。

一方、京大文系国語は現代文2題・古文1題、京大理系国語も現代文2題・古文1題という構成になっています。

つまり東大は、文系・理系を問わず、現代文・古文・漢文をまたいで幅広く読解力を測ろうとする試験であり、京大は漢文を課さない代わりに、各大問でじっくり考えさせ、自分の言葉で記述する力をより強く求める試験だと言えます。

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【東大では漢文の勉強を避けて通れない】

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