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「磯丸水産、最近高くなった」と言われるが…ドリンク全品399円の新業態「磯丸酒場」に行って感じた居酒屋業界の変化

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磯丸酒場上大岡店
上大岡駅近くのアーケード商店街に位置する磯丸酒場上大岡店。磯丸水産時代の面影を残しつつ、赤いちょうちんとのれんに「浜焼大衆」の文字が並ぶ(写真:筆者撮影)
  • 鈴木 恵美 外食・小売に強いプロ広報/初代プレスリリースエバンジェリスト
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扉を開けると目の前に水槽。魚類が泳ぐ下段には貝類が並び、テーブルに着く前から食欲が刺激される。

店内は手前のテーブルから埋まっていた。男性客が7割、40代以上の仕事帰り風が中心で賑やかだ。

最大の特徴「ドリンク全品399円均一」の狙い

前述した通り、最大の特徴は「ドリンク全品399円均一」という価格設定だ。現在の磯丸水産のドリンク価格が税込み439円〜であることと比べると、価格設定の差は歴然。

ドリンク全品399円均一。アルコール・ノンアルコール全て同一価格(写真:筆者撮影)

こうした均一価格は一般に、「説明のしやすさ」も狙っていることが多い。「全品399円」というメッセージは媒体に取り上げられやすく、消費者の記憶にも残りやすい。価格戦略であると同時に、コミュニケーション戦略なのだ。

生ビール(399円)とノンアルコールドリンク(399円)。グラスにはノンアルコールのピックが。全品同一価格により、ノンアルでも「場の雰囲気を壊さない」選びやすさを生む(写真:筆者撮影)
レモンサワー(399円)。濃いめ(+109円)、通常、薄めが選べる(写真:筆者撮影)

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【「海鮮・串揚げ・小ポーション」が主力商品】

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