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新幹線・特急・私鉄、調べてわかった「トイレの充実度」 多数派は「2両に1両」だが8両編成に1両だけの例も

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E7系 北陸新幹線
北陸新幹線を走るE7系。長距離列車を利用する際、車内のトイレの数と場所は重要だ(編集部撮影)
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広大な路線網にさまざまな特急が走る東武鉄道は、観光要素の強い100系「スペーシア」や長距離走行する200系「りょうもう」は6両中にトイレ付きが3両とJR在来線特急並みだ。だが、新型特急のN100系「スペーシアX」は6両中2両に減った。

一見後退したかのようにも見えるが、スペーシアXは個室やプレミアムシート、ラウンジなど車内スペースをぜいたくに使っており、同じ6両編成でも定員は212人と、100系スペーシアの284人より減っている。定員との比較でいえば、トイレの数はほとんど変わっていないといえる。

東武鉄道の特急「スペーシアX」(撮影:尾形文繁)
東武特急「スペーシアX」の多目的トイレ。重厚なイメージのインテリアだ(撮影:尾形文繁)

トイレ数充実の近鉄特急

私鉄でトイレが充実しているのは前述した近鉄の特急である。観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」以外、基本的に2両に1両はトイレ付き車両となっている。

近畿日本鉄道(近鉄)の特急「ひのとり」(撮影:ヒラオカスタジオ)
近鉄特急「ひのとり」の多目的トイレ(撮影:ヒラオカスタジオ)

近鉄特急は車種が多いが、名古屋―大阪間を結ぶ看板特急「ひのとり」や観光特急「しまかぜ」のように運行区間が決まっている列車だけではなく、さまざまな特急に使用される汎用性の高い車両でもこの割合は変わらない。路線延長が私鉄最長で広大な特急列車網を運行するだけあり、JRの在来線に近い性格があるといえるだろう。

長時間の乗車には不可欠な列車のトイレ。近年は清潔に保たれた列車が増え、快適に使えるようになってきた。数が多ければ便利ではあるが、車内スペースとの兼ね合いや水の供給、車両基地での汚物処理装置の都合など設置にはさまざまな制約がある。トイレ設置車両が少ない列車でも、極端に遠い車両がないようその連結位置には工夫がみられる。

特急列車にトイレがどのくらい設けられているかは、その車両や列車の性格を示すものでもある。列車のトイレを利用する際、そんなことを考えてみるのも悪くないだろう。

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