それと同じように、感情的な欲求を無視し続けたからといって、高いパフォーマンスが出るわけではない。より効果的に学ぶなら、自分の感情を適宜満たしていくほうが戦略的だ。
具体的には新しい体験の中で小さなステップを作っていき、1つのステップをクリアした段階で、何か自分にご褒美を与えて祝うのだ。好きな食べ物でも何でも良いだろう。
目的は、体験を通して学ぶプロセスとポジティブな感情を紐づけ、モチベーションが自動的に沸いてくるようなサイクルを作ることだ。さらに、単に自分にご褒美を与えるだけでなく、自分の進歩と成長を自ら積極的に認識することも大切だ。
ご褒美を先延ばしにしてはいけない
感情の力を軽視せずに、適宜感情の欲求を満たすことで、感情の暴走や妨害工作を避ける。そのためには、ご褒美を何カ月、何年と先延ばししないよう気をつけたい。
先延ばしにすれば、ずっと我慢しているのと同じ状態だし、我慢することが目的になってしまうケースが多い。
なるべくステップは小さくし、自分自身にご褒美をあげるスパンを短くしていくことが望ましい。長い間我慢して大きなプレゼントをあげるよりも、小さなご褒美を小出しに与えるほうが、モチベーションを維持しやすい。
ご褒美を自分の感情への投資と捉え、積極的に取り組みたい。
また、モチベーションを維持するために気をつけたいのは、自分のキャパを超え過ぎないようにすることだ。自分のキャパを少し上回るくらいの負荷が理想的だが、あまりに自分のキャパを越えると、割と早く失速したり燃え尽きたりする。
十分にマネージ、管理。できるということは、単純に量や強度を増やすよりも大切な点だ。
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【損をしてもすぐに辞める】
