実際に決めたことを実行するためにいろいろとリサーチしたり、事前に調べたりすることは大切だが、ただ悩んでいても何も始まらない。だからこそ、シンプルの行動原則を持つことで、悩んで足踏みしている保留状態を手放したい。
感情に振り回されたときは
モチベーションをどう保つか、せっかく何かを始めても、感情に振り回されてうまく進まないこともよくある。
感情を手懐けるのは、野生の虎を手懐けるくらい困難だ。コントロールしようとすればするほど、かえって空回りしたり、ストレスで心身に悪影響を及ぼしたりする。
もともと人間は感情的なのだから、無理に感情を抑え込んだりコントロールしたりするよりは、感情とうまくやっていく方法を考えたほうが建設的だ。つまり、感情を支配するのではなく、感情と協力関係を作るイメージだ。
そのためには感情が何を求めているかを理解し、良好な関係性のために投資をしていく。
何かを続けていく過程で大きな課題の1つとなるのは、モチベーションをどう保つかだ。高いモチベーションを維持できれば、難しい課題や、なかなか進歩を実感できないような状況も、なんなく乗り越えていける。
我慢することもときには必要だが、何でもかんでも我慢していることが最適解ではない。我慢ばかりしていても、いずれモチベーションが下がり、ただ惰性で続けるようになる。
もし体験の価値を最大限に引き出し、学びを加速させたいなら、辛いことを耐え忍ぶ我慢型から、小さな成功体験も祝うご褒美型にシフトしたい。
我慢するという信念を否定する気はないが、ほとんどの人は鉄人のようなハートも、オリンピックアスリートのような鋼のメンタルも持ち合わせていない。
我慢ばかりするというのは、トレーニング中に水を飲まないのと似たような発想だ。現代スポーツの進歩を見れば、我慢して水を飲まないことがパフォーマンスにつながっていないのは明らかだ。
次ページが続きます:
【自分の感情を満たすほうが戦略的】
