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藤本美貴×横澤夏子×俵万智の「育児短歌」 写真では残せない"子育ての心象"を五・七・五・七・七で刻むための手習い

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子どもを見つめる母親
子どもの成長を、写真だけでなく短歌でも残してみませんか?(写真:shimi/PIXTA)

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スマートフォン1つで、気軽に写真を撮ることのできる時代。カメラロールが、子どもの写真で埋め尽くされている人は多いでしょう。

成長記録という意味でも、写真はとてもすてきな残し方だと思います。ただし、写真で残すことができるのは、どうしても“目に見えるもの”に偏(かたよ)ってしまいます。

そのときどきで感じたこと、“心の目”に映ったものは、自分の言葉でしか残すことができません。

写真ではなくあえて言葉で残す

そしてたった31音の言葉でも、形に残しておくことで、あとあと読み返したときにそれがフックとなって、何百文字、何千文字分もの情景や、その背景にあるエピソードを思い出すことができる。それがシンプルな言葉の力だと思います。

どんな人も、子どものときは自分が主役で、主観的に生きているものです。親になって育てる側に回ってみると、自分自身の子ども時代を客観的に捉えることができます。

砂場で遊んだり、絵本を読んだりなど、日常の何気ない行為を通して、自分の親と、親になった自分を重ね合わせることも多いでしょう。そうやって心に浮かんだことは、当然ながら写真には収めることができませんし、子どもの成長とともに忘れてしまう可能性も。

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【SNSで発信する言葉が「種」】

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